ピアノの始め時

2月、3月の体験では例年よりもたくさんのご入会をいただきました。出会いに感謝です。今回は新しく年長さんと小学3年生が複数人、入られました。


「ピアノは何才から始めたらいいですか?」

よく聞かれる質問です。


個人的には「ピアノ」は年長さんが一番最適と考えています。 そしてリトミック、ソルフェージュといった「音楽遊びを通した音感教育」は1才…いえ、マタニティ期のお母さんと共に始めるべき、とも考えています。


ピアノを弾く、というのは机に座って文字や数を学ぶ、小学1年生の一歩と似ています。生まれて何年かの子どもが初めて、自ら学ぶために一所に座る、というのは大変な体験です。それまでおうちや公園で、好きなモノで好きに遊び、笑いにあふれていたのに、いきなり固いイスに白黒の鍵盤に座って「これがド」と教わっても楽しいとは思えないでしょう。


年長さんになると、ご家庭や保育園、幼稚園ですでにゲーム=規律のある遊びの面白さや、絵本の文字を判読する楽しさが芽生えてきた頃です。歌もテレビや園でたくさん歌い、何よりピアノを弾く先生やお友達に憧れる子も多いです。お子さんからの「ピアノを弾いてみたい」というサインが出たら、始め時でしょう。


でも、親御さんの心の準備もしっかりとお願いしたいです。

お月謝と時間を作るだけではありません。お子さんが音楽を通して人生を豊かにしていくのだという自覚です。なんとなく「とにかくピアノをやっておけば良いらしい」というのでは、お子さんの伸びる芽に肥料を与えることができません(それでも子ども達はしっかりと、自ら伸びていきますが)。


私はピアノを通して、生徒さんたちの勉強や生活に対する取り組み方、性向、夢などを常にリサーチしています。ガーデニングのように、水をやり、太陽に当て見守ることで、子ども達があちこちへ枝を伸ばし、花を開かせる力を見ることが本当に喜びです。親御さんともそれを共有できるよう、いつでもお話を伺っています。どうぞ、いつでもご連絡ください。