ホップステップコンサート

小阪楽器主催の「ホップステップコンサート」へ行ってきました。8/2の発表会を控え、リハーサルと試し弾きがてら、譜読みができてきた子2人と大人の生徒さんが参加。

 

気軽に行ってみたら、出演者はほぼ某コンクールの本気出演者…ちょうどそちらも予選まっただ中の様子。私はコンクールの順位付けや、小さな世界でのせめぎ合いがキライなので縁がなかったのですが、計らずも様子をうかがうことができました。

コンクールに参加する子たちは見てすぐに分かります。指のかたち、手首の使い方、曲の作り方がとても技巧的です。小さい子はそれがまだギクシャク押し付けられた感がありますが、小学生になるとそれが身に付いてきて、茶道のお手前のような、楚々とした演奏になっています。音はとても美しく、dynamique(強弱や立体感)も楽譜通り正しい。

 

…でも、どの子もそれが「先生がこう言ったから」という型通りに聴こえてしまいます。「ここを大きく演奏したい」「こういう音を出したい」という自発的なものが感じられる演奏は少ないです。コンクールのための技術を磨いているのにステージマナーが悪い子達が多いのを見かけ、非常に心が痛みました。

 

出演者は金賞、銀賞、奨励賞のいずれかを頂けます。ほぼ全員の演奏を聴き、最後の表彰を照らし合わせると「銀賞→楽譜通りきちんと弾け、ミスが少ない演奏」「金賞→銀賞の要素に加え、自発的な音楽性が感じられた演奏」だった様に思えます。

 

当教室から出演した2人はそれぞれ銀賞、金賞を頂きました(大人の生徒さんは賞の振り分けなし)。うちでは「指のかたち」「楽譜通り」というのはほぼ強制しません。 ①曲の時代・背景・様式を知ること

 ②作曲家の意図を読み取ること

 ③自分の感情を開放し、それをピアノで表現すること

あと出演前には

 ④ステージマナーを身に着けること

これらを指導します。